ウォーキングとジョギングの違いは?
ウォーキングもジョギングも、50代女性におすすめの趣味ですが、長く続けて行くにはどちらが良いか迷ってしまうかもしれません。
ウォーキングとジョギングは、似ているように見えますが、実際には大きな違いがあります。
ウォーキングとジョギングの違い
家の周辺や公園などを歩くウォーキングは、たくさんの酸素を体の中に取り入れながら行う「有酸素運動」のひとつです。「歩く」とか「散歩する」といったイメージに近く、体への負担が少ないため、体力のない方でも高齢者でも無理なく続けることができます。
一方、「走る」というイメージに近いジョギングは、歩くという動作にプラスしてジャンプの動作が加わります。ウォーキングは常に左右どちらかの足が地面についていますが、ジョギングのほうは両足が地面についていない瞬間があるのです。そのため、体への負担はジョギングのほうがウォーキングの数倍かかります。
では、体への負担が少ないウォーキングは、ジョギングに比べて健康効果は低いのかというと、決してそんなことはありません。ウォーキングは、自律神経のバランスを整えて心身をリラックスさせる効果や、血圧を下げる効果、免疫力を高める効果、全身の血行を良くして新陳代謝を促進する効果など、たくさんの健康効果が知られています。
ジョギングもウォーキングと同じく有酸素運動ですが、「ハアハア」と息が苦しくなるくらいにスピードを速めると、有酸素運動から無酸素運動に変わります。無酸素運動になると、心肺機能を高めることができ、足腰の筋力を鍛える効果もあります。
また、同じ時間の運動をした場合、ジョギングはウォーキングの約2倍のカロリーを消費するため、ダイエットに向いていると言えます。
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ウォーキングとジョギング・どちらを選ぶ?
趣味として選ぶなら、まずは無理なくできるウォーキングがおすすめです。続けて行くには、「やっていて楽しい」と感じることが重要だからです。
しかし、「ウォーキングでは物足りない」「短期間にダイエットしたい」「足腰の筋肉を鍛えたい」という方には、ジョギングがおすすめです。
また、いつもウォーキングとは決めずに、時々ジョギングを行ったり、ウォーキングとジョギングを交互に行うという方法もあります。
ウォーキングもジョギングも、手軽にできて健康にも良い趣味に変わりはないので、自分に合った方法で楽しみながら続けて行きましょう。
また、走ることに自信のある方は、ジョギングよりもさらにスピードを上げたランニングに挑戦して「市民マラソン大会」などに出場するのも夢ではありません。
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