50歳からのライフプランを立てよう
人生の黄金期を迎えるためにも、50歳からのライフプランを立てることをおすすめします。
ライフプランとは「人生の設計図」のようなものですが、将来起こるべきイベントや必要経費、目標などを書き入れることにより、今後の人生の指針とすることができます。
また、ライフプランを立てることにより、これからどう生きていったらよいかという迷いや不安を軽減することもできます。
50歳からのライフプランの立て方
ライフプランを立てるには、まず50代以降にどんな人生をおくりたいか、自分にとっての理想の人生を明確にしておきます。それを軸に人生の設計図を描くような感じで作成して行きます。
ライフプランの作成法は、特に決まりきった書式のようなものはないので、自分がわかりやすい方法で行います。一冊のノートに書き入れても、大き目の紙に年表のように書き入れても、またパソコンの得意な方はエクセルなどのパソコンソフトを使用して作成してもOKです。
一例として、50歳以降を55歳、60歳、65歳、70歳、75歳・・・と5歳くらいの間隔で区切り、そこに西暦や家族の年齢なども書き入れて行きます。
次に、そこに定年退職する年や子供が卒業・成人する年、住宅ローンの完済年月日、保険の満期日、車の買い替え予定や住宅のリフォーム予定など、わかっている項目を書き入れます。
さらに月々の必要経費、完済までの住宅ローンの支払額、保険の支払額、定年時の退職金や年金の受給額などを書き入れ、マネープランを作成します。場合によっては、住宅ローンの繰上げ返済や、保険の見直しなども検討することができます。
家族の病気入院や介護費用、冠婚葬祭など不意の出費に備えて、ある程度余裕を持たせておくことも大切です。
お金の流れがつかめたら、年金だけで将来の生活費が足りるかどうかを確認し、不足するようなら50代のうちから貯蓄をしておくようにします。余裕があれば趣味にまわしたり、投資にまわすこともできます。
また、海外移住や田舎暮らしを予定している方、独立起業を目指す方などは、そのための資金を計画的に確保しておくようにします。
このようにして、将来の家族のイベントやお金の流れを俯瞰しつつ、理想の人生へと近づけるようにして行くのが、ライフプランの大きな目的です。
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