定年後の働き方を考える

定年後の働き方も考えておこう

長寿大国と言われる日本では、定年で仕事をリタイアした後も、まだまだ長い人生が続きます。

そんな中、定年後も働きたいという人が増えています。

「仕事が生きがいだから」という人や「やりたい事があるから」という人、「年金収入だけでは不安だから」という人もいます。

定年後の働き方には、いくつかの選択肢がありますが、「今後の人生をどう生きたいか」をもとに作成したライフプランに沿って選んでみてください。

定年後の働き方を選ぶ

定年後も現在の職場で働く
少子高齢化の現代日本では、働く意思があれば定年後も働ける環境づくりが進められており、「65歳定年制」や「定年後再雇用制度」を導入している企業が増えています。

定年後も引き続き現在の職場で働くという選択は、環境の変化が少ないため、最も現実的で心理的な負担も少なくて済みます。

ただし、定年後再雇用制度を利用して定年後も働く場合は、新たな雇用契約となるため、収入が減少する可能性があることも考慮しておきましょう。

定年退職した後、他の会社に再就職する
「他にやりたいことがある」「新しい仕事にチャレンジしてみたい」という方は、定年退職した後に再就職の道を選ぶこともできます。

60代での再就職は厳しい面もありますが、何らかの資格を取得していたり、特定の分野での実務経験が豊富であれば、決して不可能ではありません。

定年後の再就職を目指す方は、定年前から少しずつ情報収集などをして準備をしておきましょう。

パート、嘱託、アルバイトとして働く
定年後は、自分で自由に使える時間を確保しながら無理なく働きたいという方は、正社員として朝から定時まで働くよりは、パートや嘱託、アルバイトといった働き方を選ぶこともできます。

このような働き方の場合は、高年齢女性に向いた職種は多めにあるので、正社員としての再就職よりは敷居が低いと言えます。

収入額にこだわらなければ、仕事の負担を軽くして、趣味やその他の好きなことに時間を使うことができるというメリットもあります。

独立・起業する
定年後に独立・起業する女性も増えています。

社会保険労務士や中小企業診断士、行政書士、公認会計士、弁理士、司法書士、税理士、ファイナンシャルプランナー、ネイリスト、トリマー、調理師などの資格を取得していれば、独立の助けになります。

また、最近ではさまざまな個性のあるおしゃれなカフェを開店する人も増えています。

そのほか、飲食業、フラワーショップ、ペットショップ、塾の経営なども人気があります。

在宅で仕事をする
インターネットの発達した現代では、通勤することなく在宅でできる仕事が無数にあります。

「フリーランス」とも呼ばれますが、Webデザイン、フリーライター、ネットによる学習塾や家庭教師、データ入力、カウンセリング、写真やイラストの販売など、自分に合った仕事を選ぶことができます。

着付けや英会話、生け花など、何らかの特技や免状などを持っている方は、自宅を教室にし、生徒さんを集めて講師として活躍することもできます。

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